ニュース

7月上旬までは階段のみ、エッフェル塔が6月23日から一部再開

Huw Oliver
テキスト:
Huw Oliver
UK Editor
Eiffel Tower
Photograph: Shutterstock
広告

パリでは、テラスのあるカフェがにぎわいを取り戻し、レストランの営業も全面的に認められた。ロックダウンの解除はさらに広がり、街中のランドマークも次々と再開しつつある。ベルサイユ宮殿とケ・ブランリ美術館はすでに見学が可能。オルセー美術館がこれに続き、2020年6月23日(火)に再開。そして6月25日(木)には、3カ月のロックダウンを経て、エッフェル塔が観光客を再び迎え入れることになった。エッフェル塔がこれだけ長く閉まっていたのは第二次世界大戦以来となる。

エッフェル塔は全体で高さ324メートル。1階(57メートル)、2階(115メートル)、3階(276メートル)に展望台が設置されているが、今回の再オープンで行けるのは2階までとなる。しかも、ウイルス感染防止の観点からエレベーターが運転停止しているため、674段の階段を上らなければならないのだ。当面、11歳以上の全ての人のマスク着用は必須。また、入場制限が実施され、階段は一方通行となる。チケットは公式サイトで事前予約するように推奨されている。スタッフによると、エレベーターの停止は少なくとも7月上旬まで続く見込み。3階の展望台が再開するのは、夏の終わりになりそうだ。

パリの段階的な再開はこの後も続く。7月1日(水)にはグラン・パレとポンピドゥー・センターが、7月6日(月)からはルーブル美術館も再開する。世界の多くの国がロックダウンから抜け出しているなか、パリでも多くの主要な文化施設が復活しているのを見るとほっとする。ロックダウン解除後のプチプレイクでパリに行ってみるのはどうだろうか。

原文はこちら

関連記事

東京近郊の遊園地、テーマパークの開園情報

ポストコロナにマッチ、フランスのピザ職人ロボット「Pazzi」

大阪に世界初となるルイ・ヴィトンのレストラン&カフェが誕生

今旅行できる国が簡単に調べられる便利ツール「Tripsguard」

7月のハワイ直行路線全便やヨーロッパなどへの一部路線が欠航に

最新ニュース

    広告