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2年目の水掛けEDMフェス「S2O」、今年はWANIMAとのずぶ濡れライブも

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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テキスト:高岡謙太郎
写真:細倉真弓


巨大なDJブースの前方には、スピーカーとディスプレー、そして「放水機」がそびえる。曲のピークで盛り上がるたびに、フロアに大量の水が撒かれ大勢が熱狂するEDMフェスティバル『S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL』が、千葉県立幕張海浜公園にて7月13日(土)、14日(日)に開催される。

初開催となった昨年は2日間で2万人が来場し、酷暑も相まって予想以上の盛り上がりを見せた。この「とにかく騒げる」フェスは今年、どんな内容になるのか。

もともとタイで生まれたこのフェスは、旧正⽉の⽔掛け祭り「ソンクラーン」が原型にある。街中にいる人同士で水を掛け合って新年を祝う祭りと、EDMの祝祭感が混然一体となったイベントなのだ。

『S2O SONGKRAN MUSIC FESTIVAL』は、今年もタイで4月に行われ、3日間で6万人以上のずぶ濡れのオーディエンスが集まった。EDMフェスは世界中に浸透し、各国ならではのフェスのスタイルが生まれる状況までになっている。

タイで開催された今年の『S2O SONGKRAN MUSIC FESTIVAL』の様子


世界最高レベルの音響や照明による演出と、水掛け。DJの名前が分からなくとも楽しめる「EDM」と「放水」という組み合わせは、観客のハメを外させる類例のない強力な仕掛けだ。

『S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL』に出演するDJ陣は、去年よりさらにパワーアップしている。重低音を轟(とどろ)かせるオーストラリア出身のエレクトロハウス・ダブステップデュオのナイフ・パーティー(Knife Party)や、EDMやプログレッシブハウスで多数のヒット曲を飛ばしているオランダ人DJ/プロデューサーのニッキー・ロメロ(Nicky Romero)、2年前のageHaでの来日公演を完売させたアムステルダムのトラップデュオ イエロー・クロウ(Yellow Claw)、フェス映えするジャンルのひとつビッグルーム・ハウスの代表格ベースジャッカーズ(Bassjackers)。各ジャンルを牽引するスターDJたちばかりだ。

そして7月15日には、ロックバンドWANIMAとのコラボイベントも開催。『WANIMAxS2O JAPAN Good Job!! Release Party “カオス!!ギネス!?日本初!!”』と銘打ち、ロックファンを水圧で高揚させる。この日限りの光景が繰り広げられるであろう見逃せないコラボだ。

今年も酷暑が予想されることもあって盛り上がりは必至だ。適度な水圧の放水が身体に心地よいので、水と音を全身で浴びてほしい。まずは水に濡れてもよい服装の準備を。

S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVALの詳しい情報はこちら 

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