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日本では長期休暇はなかなか取れないものだが、今後数カ月の間に祝日は少し違ったものになるかもしれない。政府は全国的に「ワーケーション」を奨励するだけでなく、通常3日間の正月休みを1週間に延長することを検討している。
2020年10月23日に開かれた新型コロナウイルス分科会では、年末年始に関する分科会から政府への提言をまとめた。年末年始には多くの人が連続した休暇を取ることが予想されることから、休みを分散させるため、年末年始に加えて、その前後にまとまった休暇を取得するよう職員に奨励することなどを要請。
NHKによると、経済再生担当大臣の西村康稔(にしむら・やすとし)は、2021年の正月休みを、初詣などの行事が年始の3日間に集中することも考えられるため、2021年1月11日(月・祝)までの休業を要請することを提案している。
どの程度の企業が休日の延長に同意するのか、何日まで延長するのかは不明だ。それでもこの提案は、人々の動きに大きな影響を与え、うまくいけば感染拡大を抑制できるだろう。
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