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ヨーロッパには、パリ、ローマ、ベルリンなど定番観光地がいくつもある。しかし、この大陸には、文化、歴史的建造物、信じられないほどおいしいグルメ、多様なコミュニティーを有する何百もの都市があり、その多くがあまり知られていない。ここでは、そんなヨーロッパの10都市を紹介する。
これらは、ワールド・トラベル・アワーズのヨーロッパの新興観光地を選ぶ部門で、1位に選ばれたジョージアのバトゥミと、ノミネートされた都市だ。2021年のどこかで、スムーズに旅行に行けるようになったときのために、行きたい場所リスト作りの参考にしてもいいかもしれない。
バトゥミ(ジョージア)
ヨーロッパでも今、最も訪れるべき場所は、黒海沿岸のリゾート都市、バトゥミ。ジョージアで2番目に大きい近代的な街だが、美しい田園風景に囲まれ、ユニークな歴史的ランドマークが点在しているのが魅力だ。
バクー(アゼルバイジャン)
アゼルバイジャンの首都であり、ダイナミックな海岸都市。中世の城壁都市や古代の建物が現代の高層ビルとともに整然と立ち並んでいる。2012年には、ユーロビジョン・ソング・コンテストのホスト都市として話題になった。
ブィドゴシュチュ(ポーランド)
ポーランド北部に位置する美しい都市。中心部は川や水路に囲まれ、ユニークな建築物が見られる。
デリー(北アイルランド)
北アイルランドの第2の都市で、正式名称はロンドンデリー。アイルランドで唯一完全に城壁に囲まれた都市として知られる。まずは街を歩いてみるのがおすすめ。
クトナー・ホラ(チェコ)
プラハの東にある美しい街。聖バルボラ教会などが世界遺産に登録されている。
リュブリャナ(スロベニア)
スロベニアの首都。緑豊かで活気に満ち、中世の壮大な城がそびえている。
マテーラ(イタリア)
イタリア南部の雰囲気のある都市。古代の洞窟住居で有名で、公開が遅れている「007シリーズ」の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』にも登場する。
モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
この街の見どころは、石畳の通り、美しい古い石造りの建物、そして、ボスニア・ヘルツェゴビナのなかでも多くの観光客が訪れる中世の橋、スタリ・モストだ。
シビウ(ルーマニア)
ルーマニアの歴史豊かなトランシルバニア地域に位置するシビウは、ゴシック様式、折衷主義の建築物、冬恒例のクリスマスマーケット(次の開催は2021年)で知られている。
ソフィア(ブルガリア)
ブルガリアの首都。ヴィトシャ山の麓にあり、新旧の魅力がミックスされている。
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