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1件30万円、京都市がアーティスト支援策を発表へ

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Sato Ryuichiro
Philosoper's Walk Kyoto
Photo. Jonaka/Photo ACKyoto
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新型コロナウイルス感染症を受け、京都府京都市は4月24日に東京都に続き、文化芸術関係者の活動支援のために現在の状況でも実施できる活動を募集し、それに対して『京都市文化芸術活動緊急奨励金』を交付することを発表した。2020年4月の補正予算5,000万円の枠で実施される。 実施は決定の日から2020年8月31日(月)までとなっている。

対象は「文化芸術基本法第8条から第12条に列挙された分野」、つまり美術、音楽、映画、アニメーション、伝統芸能、落語、囲碁将棋などが該当する。詳細は、文化庁の公式サイトから確認できる。

住所地や活動拠点が京都市内で、京都市域での活動実績があり、新型コロナウイルス感染症の影響で活動ができずに収入の減少が見込まれる個人やグループが対象だ。

支援の対象となる活動は、表現部門(作家、演出家など)とマネジメント・技術部門(制作スタッフ、舞台監督、キュレーターなど)に分かれる。採択件数は150〜200件程度で、申請1件につき定額30万円(上限)。活動に必要な機材や資料購入など、活動に関する全ての経費に使用できる点がありがたい。審査基準としては、「3密」の回避など感染拡大防止が前提となっている点に注意が必要だ。

特徴ある取り組みについては、京都市や京都芸術センターなどの関係機関が継続的に支援する場合もあるという。募集期間は5月7日(木)から5月17日(日)まで。要項などは公式サイトから閲覧可能。

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