2021年版「Asia’s 50 Best Bars」でアジア3位に選出された世界でも指折りのバー「ザ・エスジー・クラブ(The SG Club)」。
世界ナンバーワンバーテンダーの称号をもつ後閑信吾によって開かれたこのバーのコンセプトは、「1860年にアメリカに派遣された万延元年 遣米使節団(まんえんがんねん けんべいしせつだん)たちが、アメリカの文化を持ち帰って日本にバーを開いたら」というユニークなものだ。
店は、「Guzzle(英語でごくごく飲む)」 と名付けられたカジュアルに楽しめる1階と、ギャングクラブをイメージしたという地下の「Sip(英語でちびちび飲む)」に分かれており、用途によって使い分けられるのもいい。さりげなくのれんがかかっていたり、酒にまつわる落語が流れているなど、洋と和の要素が所々に散りばめられている。
カクテルメニューは、使節団たちがたどった航路でもある「日本」「カリブ」「ニューヨーク」をテーマにしている。世界で評価された多彩な味わいを堪能してほしい。