異なる分野の人や団体が協力して制作するという意味をもつコラボレーション。巷にはさまざまなコラボ商品が溢れているが、近年、宿泊施設でもアクセサリーブランドやキャラクターとコラボした客室が人気を集めている。一室丸ごとをそのコンセプトに基づき作られた空間では、ショップやテレビ画面では表現しきれない世界観が体験することができ、子どものみならず、大人も一緒に楽しむことができるはずだ。ここでは、東京都内にあるホテルのコラボレーションルームを紹介。特別な日はもちろん、何気ない日を特別な1日に演出してみてはいかがだろうか。
広告
機動戦士ガンダムの世界観を再現した『スペシャルタイプ』、ベッドスロー、壁面のキャラクター額装など、部屋の一部を機動戦士ガンダムにアレンジした『スタンダードタイプ』、アニメに登場するジャブロー基地や周辺の密林をイメージした『ジャブロータイプ』の3タイプあり、どの部屋もオリジナルのアメニティ付き。『銀河鉄道999』、『キャプテンハーロック』のコンセプトルームもあり、宿泊するだけではないホテルの楽しみ方を提案している。
舞浜 東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート『Q-pot.コラボレーションルーム』
エグゼクティブスイートルームをQ-pot.のデザイナー、ワカマツ タダアキがプロデュース。SUITE ROOM(スイートルーム)を『SWEET ROOM(スウィートルーム)』として展開。チョコレートのようなリビングルーム、デコレーションケーキのようなベッドルームに、Q-pot CAFE.の紅茶などが味わえるドリンクバー、宿泊者しか手に入らない限定デザインのポーチなどの特典、Q-pot.ならではのお菓子の世界に迷い込んだような体験ができる。
広告
秋葉原 秋葉原ワシントンホテル『鉄道ルーム クハネ314』
鉄道ジオラマを独り占めできる鉄道ルームは、バー銀座パノラマなどを経営する鈴木邦夫監修、ディディエフ作製の最強タッグによって生まれた、鉄道ジオラマは鉄道ファンならずとも見入ってしまう精巧な作り。Nゲージの鉄道模型を持っていけば、ホテルのある秋葉原の街を再現した街並みに、実際に電車を走らせることも可。Nゲージを走行させている様子はモニターで確認ができるので、実際に運転しているような臨場感が楽しめる。
錦糸町 錦糸町ロッテシティホテル 『コアラのマーチルーム』
ロッテの看板商品でもある『コアラのマーチ』の絵柄を散りばめた客室。ベッドカバーやカーテン、カップ&ソーサーなど、いたるところにコアラのマーチの絵柄が散りばめられている。特製ボトルに入ったシャンプ―やリンスなどのアメニティのほか、もちろんコアラのマーチも完備。おやつを食べながら、どこにどんな絵柄が隠れているか探す楽しさも。窓からは東京の名所、東京スカイツリーを眺めることができるのもポイントが高い。
広告
新宿 新宿グランベルホテル 『デザイナーズルーム』
「アジアのNEXT ARTIST × HOTEL」をテーマに、クリエイティブ集団、grafの代表・服部滋樹、バーニーズ ジャパン クリエイティブディレクターの谷口勝彦、テキスタイルデザインやグラフィックを手がけるRYOONOなどの注目アーティストたちを迎えて、新しい新宿歌舞伎町の世界観を表現。それぞれ異なるインテリアとくつろぎの空間4タイプを展開する。共用部にはアートラウンジが設置され、アジアの若手アーティストの企画展示なども行われている。
汐留 パークホテル東京『Artist in Hotel』
従来の客室をアーティストの手により、日本らしい独特の部屋へと変化させた『アーティストルーム』は、アーティスト自身が、その客室に実際に滞在し、ホテルの施設やサービスを利用しながら制作。一部屋が丸ごと、作家のホテルに対するこだわりに満ち溢れた作品だ。2016年までに31部屋がアーティストルームになる予定で、現在は相撲、禅、和紙、龍をテーマにした客室に宿泊できる。そのほか、館内でも展覧会が開催されるなど、アートを取り入れた独自のおもてなしを展開している。
広告
渋谷 ホテルメッツ渋谷『ART BOX』
アーティストとコラボレーションした客室『ART BOX』は、岡崎能士による、漫画の中に入り込んだようなイラストで飾られた客室、YUTOONZによる壁に細密なイラストが印象的な客室、KAZによる壁にシンプルな線画で渋谷のような街が描かれた客室、MHAKによる、壁のペインティングにあわせた、特注のファブリックで作られた椅子が置かれる客室の4部屋。宿泊者には、各部屋のオリジナルの手ぬぐいとポストカードがプレゼントされる特典付き。
関連情報
関連情報
Discover Time Out original video
広告