東京バレエ団創立55周年のハイライトを飾る、『くるみ割り人形』が東京文化会館で上演。
東京バレエ団の前身、チャイコフスキー記念東京バレエ学校の最初の上演作品は、『くるみ割り人形』であり、今回はその原点回帰となる。芸術監督の斎藤友佳理の総指揮のもと、キャストに初役デビューと新たな組み合わせを採用し、演出や振付も大幅にリニューアルする。
第1幕の幻想的な踊りや第2幕のグラン・パ・ド・ドゥはもちろん、それを引き立てるロシアで製作された衣装や背景画も、その美しさに思わず息を呑む。
原点となる作品の上演から見えるバレエの未来は必見だ。
※14、15日は全席完売。