平安時代から室町時代にかけて日本中で大流行した芸能「田楽」が、現代のパフォーマンスとして蘇る。総合演出を手がけるのは狂言師の九世野村万蔵。空気を一点に集中させるような厳粛な舞いや音楽から、華やかな衣装を纏った躍動的なアクロバット、はたまたコスプレを取り入れた演出まで、緩急自在なパフォーマンスで見物客を熱狂させる。国内だけでなくソウルやウィーン、ワシントンなど、海外でも人々を楽しませてきた『大田楽』。今回は『東京芸術祭2016』の一環として、としまセンタースクエアを出発し、南池袋公園やグリーン大通りなど池袋エリアの野外を舞台に繰り広げられる。
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