ともにユネスコの無形文化遺産に指定されている、能と組踊を1曲ずつ上演するシリーズ公演『能の五番 朝薫の五番』。能に比べると組踊は耳馴染みが薄いかもしれないが、18世紀初め、琉球王国時代の沖縄で、玉城朝薫(たまぐすく・ちょうくん)によって創始された歌舞劇のことだ。シリーズ第4回となる本公演には、これからの伝統の世界を担っていくと期待される演者が出演する。能『放下僧』を観世流の味方玄(みかた・しずか)と團(まどか)の兄弟が、組踊『二童敵討』を東江裕吉(あがりえ・ゆうきち)と新垣悟(あらかき・さとる)が舞う。兄弟による父親のあだ討をテーマとした両作品から、能と組踊のそれぞれの魅力を楽しめる公演となっている。
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