宮崎駿が13年をかけて完結した大作漫画『風の谷のナウシカ』が、新作歌舞伎として登場。連載途中にアニメ映画化された内容とは異なり、漫画全7巻のストーリーを昼の部・夜の部通しで完全上演する。
舞台は巨大な産業文明が戦争によって滅び、荒廃してしまった世界。それでも人間同士の争いが止むことはなかった。小国「風の谷」の族長の娘ナウシカは、愚かな戦争、腐海や巨大な蟲(むし)たちが起こす困難に立ち向かい、世界に希望の光を灯すため歩み続ける。
ナウシカ役は尾上菊之助、ナウシカと対するクシャナ役は中村七之助が務める。宮崎作品のヒロインたちが、歌舞伎の女方としてどのように表現されるのか注目しよう。
※チケットは10月19日(土)10時から販売。