「科学技術」「共生」をテーマに、子どもたちとアンドロイドが友情のドラマを紡ぐ、新作オペラが、日本博として新国立劇場で上演される。
物語の舞台は、15歳になると適性検査で選別され、全知全能AI「マザー」の管理下に置かれるというサイバーパンクな世界。子どもたちの合唱をメインに、人工生命搭載アンドロイド「オルタ3」が物語の核となる役で出演することに注目だ。
新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士が企画し、台本は作家の島田雅彦、作曲は初音ミクのボーカロイドオペラ『THE END』やアンドロイド・オペラ『Scary Beauty』を手がけた渋谷慶一郎が務めることからも期待が高まる。
上演は日本語だが英語字幕が付いているため、海外から訪れた人にも、この新しいオペラを体感してほしい。
※新型コロナウイルスの影響により、