「まぜこぜ一座」による日本初の「多様性エンターテインメント」、ダンス・歌の公演と映画上映が「ライン キューブ シブヤ」で開催される。こびとパフォーマーや車椅子のダンサーをはじめとするマイノリティパフォーマーたちに、「もののけ姫」の主題歌を歌った米良美一、ポールダンス世界チャンピオンの小源寺涼太、トップベリーダンサーのSAYURI、人気のドラァグクイーンユニット「八方不美人」も加わる豪華な「まぜこぜ」の顔ぶれが揃う。
主催は、渋谷区と東ちづるが代表を務める一般社団法人Get in touch。エンターテインメントを通じて、誰も排除しない「まぜこぜの社会」を目指して活動を続けている。今公演も実力があるにもかかわらず、活躍の場が限られるマイノリティパフォーマーたちのチャンスを広げることを願い、開催する。
2024年6月3日に開かれた記者発表で東は、「今回の映画は社会派コメディーサスペンス。観た方には、素直に面白かったと思ってもらいたいです。また、今後はボランティアではなくビジネスや興業として、スタッフもキャストもギャランティーをもらって、皆んなが潤っていけるといいですね」と抱負を語った。
会場は完全バリアフリーに対応しており、車椅子でも観覧できるスペースを用意。視覚・聴覚障がいのある人への鑑賞環境も整え、音声ガイド、バリアフリー字幕など、誰もが楽しめるようになっている。
笑い、気づき、感動して、モヤモヤする一夜限りのプロジェクトをご覧あれ。
※17〜20時30分/料金は1階6,000円、高校生以下・障がい者・同行介助者3,000円、障がいのある高校生以下1,500円/2階5,000円、高校生以下・障がい者・同行介助者2,500円、障がいのある高校生以下1,250円