店名から異彩を放つ同店は、2020年9月にオープンした古着屋。オーナーの佐藤裕介が実際に着たものや経験したことをはじめ、1990〜2000年代に憧れていたなど、自身のフィルターを通したものだけが並ぶ。その思いは、そのまま屋号にも込められている。
商品構成は、メンズの商品がメインだが、仕入れによってレディースの割合が増えることもあるそう。年代もジャンルも問わない品ぞろえは人を選ぶが、90年代に広末涼子がオートバイのホンダとコラボレーションした際に販売されていた『ヒロスエ メッセンジャーバッグ』が置いてあるなど、ハマる人にはたまらないラインアップだ。
特に注目してほしいのは、不定期に発売されるオリジナルのリメイク商品。ビンテージの古着のボディを使用し、尾崎豊をモチーフにしたワンポイントをプリントするなど、こだわりと遊び心が手を結んだアイテムたちである。ティップス満載の店なので、ぜひ気軽に店主に聞いてみてほしい。きっと楽しい時間になるだろう。