全国展開している着物チェーン、たんす屋の傘下にあるトーキョー135° 新宿アルタ店(Tokyo 135°)では、誰もが望む「どんな場面にも着ていける」洒落た着物を扱う。同店に並ぶ商品のカラーバリエーションやスタイルは、間違いなく伝統的というよりポップでモダンな印象だ。銘仙や小紋でもまったく古さ(もっと言えば歴史)を感じさせない柄を取り揃え、着物の多様性に驚かされること間違いない。また、色鮮やかなヘアアクセサリーや小物もあり、そのうちのいくつかは着物の端切れを使ったものだったりする。「ユメデルノレン」という作家の帯揚げは同店でのみ扱うアイテムで、フリンジがついたリボンと捉えれば洋服にも合わせられる優れものだ。
扱う商品すべてが中古というわけではなく、新品と中古をいいバランスで並べている。トランプや水玉など、ユニークな柄の帯もぜひチェックしてほしい。着物の多くが1万円〜ということを考えると、財布をきつく締めなければならない、というほどでもないだろう。