石川台の住宅街にあるタバネルブックスは、海外の絵本を多く取り扱っている書店だ。ヨーロッパ、その中でも特にチェコの絵本の品ぞろえは都内でも指折り。当地の絵本が持つ色使い、印刷、紙質などが放つ独特のセンスのとりこになってしまうだろう。
ビンテージの絵本を豊富に扱う一方、新刊にも注力している。チェコの絵本出版社であるバオバブ社のものなど、今の絵本シーンをうかがい知ることができる。『タネッツ』(tanec)というチェコの今を伝える小冊子も独自制作しているので、興味ある人はぜひ訪れてほしい。
そのほか、フランスやドイツの絵本に加えて、海外の漫画、文学、人文書も販売している。