寿司や和食の名店がこぞって仕入れ「日本一のまぐろ仲卸」とも称される「やま幸」の鮮魚・総菜店。同店は、食育を視野に入れ、対面販売を行う。子どもの目線の高さに合わせてガラス窓を付けたいけすには、近海の天然魚が泳いでいる。子どもたちはここで魚の種類を学び、そして食す体験ができるのだ。
一番に抑えるべきは、定置網で獲った天然生本まぐろ。春先が一番香り高く、部位ごとの味わいがしっかりしていることから、「この時期にぜひ味わってほしい」とスタッフも胸をたたく。中でも3貫から味わえる「握り」が手軽でおすすめ。旬の握り寿司や巻き寿司などもある。
焼き魚弁当など、ご飯系の種類も豊富だ。これらに使用されているご飯は全て「麻布台ヒルズ マーケット」内の「お米とごはん 隅田屋」のもの。店舗同士がワンチームとなり生まれた、同マーケットならではのコラボレーションメニューとも言えるだろう。