2022年9月にオープンした、本とコーヒーの店「ユニテ(UNITÉ)」。店名は、オーナーの大森皓太が学生時代に通っていた京都のブックカフェ「ユニテ」からロゴデザインとともに受け継いだ。
文学と人文系の本を中心に約5000冊を取り扱っている。10代後半〜30代がメインターゲットで、「本は人を集める手段、カフェは人を長居させる目的」として、世の中の喧騒(けんそう)から離れ落ち着ける居場所を提供する。
オーナーこだわりの一杯も同店の魅力の一つだ。「ドリップコーヒー」(638円、税込み)は、京都の「トリビュート コーヒー(TRIBUTE COFFEE)」の「ハウスブレンド」をはじめ、3種類を展開。口当たりが軽いため、コーヒーが苦手な人でも挑戦できそうだ。カフェ利用は本の購入者のみだが、2023年からはカフェのみの利用もできるようになるそう。
読書会やトークショーといったイベントを通じて、著者と読者や読者同士をつなぐ場にもなっている。オーナーが「本と相性が良い」と感じる木調のデザインの店内で、オーナーと雑談や一人の時間に没頭してもいいだろう。