オープンは1996年に遡るが、現在も変わらず千駄木の人々に愛され続けている不忍通り沿いにある書店。雑誌、文庫、新書、コミックなど、幅広いジャンルの本を取り扱う。雑誌が並ぶ店構えは、一見するとよくある地域密着型の書店だが、美術書や小部数のZINE、谷根千エリア関連書籍、学術書などが充実している。選書が魅力が街の書店だ。
2000年から店長を務める笈入建志は「思いも寄らない本との出合いは、書店ならでは」と話す。ほしい本を購入するだけならオンラインで事足りるが、あえて書店まで足を運んで、未知なる一冊との出合いを楽しんでみては。
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