武蔵小金井駅から歩いて5分ほどの場所にある、ビンテージをメインとしたこだわりの文具を扱う店。戦前も含め昭和の頃に作られて、デッドストックとして眠っていた国産の文具を多く取り揃えている。
貴重なアイテムが並ぶ店内はさながら私設ミュージアムだ。そのうわさを聞きつけ日本各地をはじめ世界のあちこちからコレクター客も訪れるという。今の文房具には見られない意匠や工夫に魅入られてしまうことだろう。近年はデッドストックの品だけでなく、国産メーカーのロングセラー品も並ぶ。
店舗は2016年から2017年にかけて、駅に近い現在地へ少しずつ移転した。内装はDIYで仕上げ、商店などで使用されていた年代ものの什器(じゅうき)で構成されたこだわりの空間だ。まるで昭和からタイムスリップしてきたような店構えの同店で、文房具の魅力にとりつかれてみては。
営業は土・日曜日と祝日だが、不定期で平日の夕方に開いていることもある。