1948(昭和23)年創業の「町の本屋さん」。独立書店や出版・書籍関係者からその名を聞くことも多い「本屋オブ本屋」とでも言いたい新刊書店である。
国立駅の南口と北口それぞれに店舗を構えており、南口店は1階と地下が売り場。1階には雑誌、文庫、新書、文芸。地下には美術書、人文書、ビジネス書、学習参考書、児童書、コミックなど幅広く品揃く並んでいる。
その品揃えの多さもさることながら、2023年1月に北口店では「新年 金がない」フェアを実施するなど、選書や特集の切り口もユニーク。ZINEやマニアックな専門雑誌も多く、ここに来れば、欲しかった本のみならず新たな出合いがあるだろう。