新宿・大久保のとあるマンションの一室に住所非公開で開かれている、書店兼ライブラリーの「ロンリネスブックス(loneliness books)」。そこにはオーナーの潟見陽がセレクトした、日本、韓国、台湾、香港など、アジアを中心とした2000冊以上もの雑誌やZINEなどの書籍が置かれている。
言語が分からなくてもデザインで社会問題を知れるような、アート性、メッセージ性に富んだ作品が多い。そのほかアジアのクィアの歴史が記録された古本や雑誌を所蔵し、アーカイブにも務めている。
店舗は事前予約制。書店としてだけでなく、本を読んだり映画を鑑賞したり、ライブラリーとしての使い方もできる。さまざまなルーツを持つ人たちが交わる大久保の街を歩き、ロンリネス ブックスでセクシュアリティー、ジェンダー、人種、階級など、さまざまな属性が交差したアイデンティティーに目を向けよう。
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