銀座の中心、銀座四丁目交差点近くに本店を構える、香と和文具の専門店「東京鳩居堂」。1663年に京都で創業し、その薫香は朝廷に献上されてきたという老舗中の老舗だ。明治の東京遷都に合わせ、1880年に東京へ進出した。
美しいれんがのアーチが目を引く銀座本店には、香や書画用品、はがき、便せん、金封といったさまざまな和紙製品がずらりと並び、国内外からの買い物客で賑わっている。季節の移ろいを告げる、シルク刷りのオリジナルはがきや、美しい和紙で作られた小物は手頃な価格で、気軽な土産にもぴったり。メールやSNSばかりの毎日に飽きたら、美しい便せんに芳しい文香を添えて、静かに手紙をしたためる日本文化を楽しんでみるのも素敵だ。
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