木挽町にたたずむ、高品質な布を扱うセレクトショップ。店内には、本物を知る店主、廣瀬章の目で選び抜かれた商品が並ぶ。今ではなかなか手に入らない戦前の反物をはじめ、日本生まれの生地で作られたシャツやスカートといった洋服などのアイテムをそろえる。
特に人気なのは、毎年3〜11月ごろに登場する藍染めシリーズ。店主が自ら染めたTシャツは必見だ。伝統的な手芸技法「刺し子」を施した商品や、柔道着の余り生地で作ったサステナブルなバッグもチェックしたい。1907年の創業から続く着物の手入れや仕立て直しなどは、今でも受け付けている。