日本三大だるま市の一つ、「深大寺だるま市」が開催される「深大寺」。そんな地域の伝統と文化を色濃く伝えるのが、深大寺のほど近くにある「だるチャンのおうち」だ。店内には「多摩だるま」ほか、地元の女性たちの豊かな感性が詰まった一点物のだるまグッズが所狭しと並ぶ。
「小さい」「地域から生まれた」の「ちぃ」から名付けた手のひらサイズの「ちぃだるま」はバリエーションも豊富で、土産としてもおすすめ。 同店がオープンしたのは、2012年。代表の貴山圭子が開くボディパーカッション教室の生徒の絵から生まれたキャラクター「だるチャン」をモチーフに、地域活性化を目指し、さまざまな活動を始めたことが背景にある。
「再生」「とことん使い切る」などをテーマに、着物のはぎれや古布をだるまに貼り合わせた「ちょう布だるま」は、ワークショップも開催。親子から外国人観光客まで、幅広い層から人気を博している。深大寺散策の途中にぜひ立ち寄りたい一軒だ。