「芋ぴっぴ」では、「焼き芋は冬に食べるもの」という概念が覆される。同店では、バニラアイスやクリームブリュレ、ハニーバターでアレンジした焼き芋スイーツ(各750円)を、年中楽しむことができるのだ。使用されるのは、徹底した温度と湿度の管理の下、3カ月間熟成させたサツマイモ。一定時間芋の中心温度を高めた後、3時間程度、低温でじっくりと火を通すことで、芋本来の甘みを最大限引き出している。
ほかでは味わえないものを試したければ、「1mm絹糸の紫芋とアイス」(1,400円)がいちおしだ。見た目はモンブランに近いが、焼き芋、バニラアイス、生クリームが重ねられ、さらにその上に、紫芋ペーストが絹糸のような細さに絞り出されたスイーツとなっている。