33の近畿圏の札所を巡る日本最古の巡礼である西国三十三所草創から1300年を記念する展示が京都国立博物館で開催。
観音霊場である三十三札所の全ての観音である七観音(聖観音、十一面観音、千手観音、如意輪観音、馬頭観音、准胝観音、不空羂索観音)を見ることができるほか、寺外初公開となる京都、六角堂の秘仏『如意輪観音坐像』や現存する平安期の数少ない絵巻物の一つ、和歌山の『粉河寺縁起絵巻』なども展示され、約1000キロにわたる巡礼路の宝物が一堂に会する。
33ヶ所分の功徳と眼福を得られる本展は、必ず訪れておきたい。
※会期中、一部の作品は展示替えを行う。