世界的な絵本作家である荒井良二の個展が、久々に東京都内で開催されている。荒井といえば「絵本の世界のノーベル賞」といわれるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人で初めて受賞したほか、国内外で数々の絵本の賞を受賞している絵本作家だ。
実に3年ぶりとなる新作『きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ』が発売、同作は日常の中にある「おめでとう」を題材に、その先にある「ありがとう」という感謝の気持ちが呼び覚まされるような「気づき」を、荒井ならではの視点で描いている。個展ではこの新作をテーマにした約30点におよぶ作品が展示。荒井ワールド全開の空間を楽しもう。