12月5日に渋谷フクラス内にオープンする、アートセンター機能を有する観光案内所shibuya-sanにて、現代美術ユニットL PACK. による展示が始まる。
L PACK.がセレクトしたアーティストたちが表現する「観光案内」を通して、彼らの視点を追体験する場を展開する『芸術家売屋図(Artist Buyers)』シリーズの第1弾となる今回は、東京都渋谷区と新潟県長岡市の2つの都市に着目。それぞれの地で活動するアーティストたちの作品が展開される。
両地を結ぶ要素は「アートセンター」。観光とアートが掛け合わさるshibuya-sanに対して、長岡市は1964年に日本初の現代美術館ができた地である。アートセンターの「はじまり」と「これから」を背景に、それぞれのまちを拠点に活動する池田光宏・小木曽瑞枝、フクナガコウジといったアーティストが、独自のフィルターを通して街の魅力を発信する。