三菱創業150周年を記念して本年、所蔵品から絵画や茶道具、陶磁器、漆工芸、彫刻、刀剣などの名品を紹介する展示が静嘉堂文庫で開催。
狩野派と琳派、天目と天目台など、作品が互いの魅力を引き立て競演する構成となっている。中でも、現存する曜変天目のうちでも著名な3点のうちの1点が展示されるのは見逃せない。
また、江戸時代に試し斬りをもとに斬れ味を位付けした「最上大業物(さいじょうおおわざもの)」と呼ばれる刀剣群から古備前と新刀の二振りが展示されるのもユニークだ。
また、美術館を取り囲むその豊かな自然も美しい。一度癒されに訪れてみては。