1960年代半ばより一貫して都市を被写体として活動を行ってきた写真家、築地仁(つきじ・ひとし)の個展。欧米の写真動向に多くを学んだ築地は、1979年には、写真史家の金子隆一(かねこ・りゅういち)や写真家の島尾伸三(しまお・しんぞう)らとともに「CAMERA WORKS」を設立し、1995年まで写真同人誌『camera works tokyo』を発行したことでも知られる。本展では、1983年から84年にかけて制作された『母型都市』のシリーズより約25点を紹介する。「都市の変容と再生、構築と解体」を捉えるべく制作された同シリーズは、バブル崩壊以前のダイナミックな都市の現場に対して、当時、作品制作に使用されることのほとんどなかった4×5インチのポラロイドフィルムで挑んだ意欲的な試みだ。
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タイムアウトレビュー
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- イベントのウェブサイト
- www.takaishiigallery.com/jp/archives/19610/
- 住所
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