2005年に逝去したアメリカの画家、ロバート・ハインデルの作品展が開催。ダンサーの姿を「人間が到達できる最高の美的領域」であるとして慈しみ、バレエやミュージカルを主題とした作品を描いてきたハインデルは、1978年にダラスバレエ団をモチーフとした作品がハミルトンキング賞を受賞した。
本展ではハインデルが生前描いた約1500点の油彩作品の中から、新しい日常の時代を迎えても変わらず、大切にしなくてはならない祈り、信頼、絆などのメッセージを持つ原画作品約60点を展示。人間が持つ尊厳と美しい精神性を感じ取ってほしい。