毛利悠子とデイヴィッド・ホーヴィッツによる2人展が谷中で開催。本展は白雨(はくう)、神立(かんだち)、洗車雨(せんしゃう)など、さまざまな表情を持つ「夏の雨」をテーマに、雨または水にまつわる作品が展示される。毛利は、駅の構内の水漏れ現場から着想を得たインスタレーション作品『モレモレ』シリーズや、過去に出展し話題を博した『Calls』を再構成して展示。一方ホーヴィッツは、海の音をオノマトペに翻訳し、人間の声で再現した水彩画『When the ocean sounds』などを発表する。これは生物学者レイチェル・カーソンが示唆した、人間の血液と海水成分の類似性からインスピレーションを得たものだ。夏の雨の雰囲気に包まれた展示空間で、音に耳を澄ませ、動きに目を凝らし、水と戯れてほしい。
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- イベントのウェブサイト
- www.scaithebathhouse.com/ja/
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