1. 森口邦彦 友禅/デザイン 交差する自由へのまなざし
    森口邦彦 《友禅着物「雪明り」》 1969年 京都国立近代美術館蔵
  2. 森口邦彦 友禅/デザイン 交差する自由へのまなざし
    森口邦彦 《友禅着物 白地位相割付文「実り」》 2013年 三越伊勢丹ホールディングス蔵
  3. 森口邦彦 友禅/デザイン 交差する自由へのまなざし
    森口邦彦 《友禅着物 白地位相鱗文「樹勢」》 2015年
  4. 森口邦彦 友禅/デザイン 交差する自由へのまなざし
    森口邦彦 《友禅着物 位相重ね鱗花文》 2012年 文化庁蔵

森口邦彦 友禅/デザイン 交差する自由へのまなざし

  • アート
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タイムアウトレビュー

友禅の人間国宝、森口邦彦の全貌を紹介する展覧会が、日本博として京都国立近代美術館で開催。森口は、同じく人間国宝の森口華弘の息子として生まれ、その後、パリ国立装飾美術学校でも学んだ。ここで得たグラフィック・デザインの思考を幾何学文様と大胆に組み合わせて、それまでは伝統工芸であった友禅の新たな可能性を開いてきた。

三越のショッピングバッグを知る人も多いだろうが、このデザインも森口の作品を使用している。2013年にはロンドンの展覧会でも展示されてもいる。また、効果的な濃淡の駆使が作品の特徴にもなっているとの評もあり、見ていて飽きさせない。

友禅の発祥の地は京都ともされる。今年はぜひその美しい作品を京都で堪能してはどうだろうか。

※新型コロナウイルスの影響により、臨時休館など情報が変わる可能性もあるため、事前に公式サイトを確認して足を運んでほしい。

 

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