東京の本質を色濃く反映する渋谷を舞台に、写真を通して人々の好奇心を呼び、東京の将来を共に考える展覧会がBunkamura ザ・ミュージアムで開催。
本プロジェクトは2018年に渋谷でスタート、ジャポニスム2018のプログラムの一環としてパリ、19年にはベルリンを経て、いずれも大きな反響を得た後、今回渋谷に凱旋(がいせん)する。100人の写真家の作品を通して東京の現在と未来を垣間見ることができるだろう。森山大道や上田義彦ら日本を中心に世界16の国と地域から写真家が出展する。
写真展示のほかに、写真でストーリーを語るムービングフォトグラフィーやインスタレーションなどもあり、数多くの企画や他施設での関連イベントなども盛り込まれている。浅葉克己デザインによる展覧会開催記念写真集(7,700円)も手に入れてほしい。