アニメーションの美術監督・背景画家として、数々の名作に携わってきた山本二三の40年にわたる画業を紹介する展覧会が開催中。
山本は24歳という若さで、宮崎駿監督のテレビアニメ『未来少年コナン』の美術監督に抜擢(ばってき)され、その後は『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』『時をかける少女』などの美術監督を務めてきた。
本展では、アニメーション用の背景画を中心に、その前段のスケッチ、イメージボードなどを含む、初期から最新作まで約220点を一堂に展示。日本のアニメーションの背景を一身に背負ってきた山本の、珠玉の作品世界を楽しんでほしい。