木材や土、石など自然と共存する飛鳥時代から現代までの日本の建築の流れを見られる展覧会が、東京国立博物館表慶館と国立科学博物館、国立近現代建築資料館の3会場で開催される。
日本博における建築5展の一つである本展では、建物の細部や素材の特性を精巧に再現した模型の展示、木造建築における技術の解説、建築鑑賞ツアーなどが行われ、日本の繊細な建築文化を訪日外国人も楽しみながら学ぶことができるプログラムとなっている。
また、2018年にユネスコ無形文化遺産へ提案された、「伝統建築 工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」に関する解説パネルも設置され、自然素材を巧みに建築空間に生かす工夫が受け継がれる伝統技術を再確認することができる。
日本の繊細な建築美を堪能してもらいたい。
※新型コロナウイルスの影響により、