2013年8月にリニューアルオープンした、千葉県市原市の美術館。既存建物の仕上材を全てはがしてコンクリートの構造体だけを残し、そこに「アートウォール」と名付けたスチール折板の壁を縫うように挿入、展示室やラウンジ、ホールなどを造り出すリノベーション手法でも話題となった。
アートを媒介した地域づくりの拠点として、「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」をはじめとしたイベントの中心施設となっている。ミュージアムショップでは、ミュージアムグッズのほか、市原の物産も店頭に並ぶ(アート×ミックス開催中のみ)。房総の食材をふんだんに使用したメニューを、提供するピッツェリアも併設されている。