タイトル: 岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟
《夜間訪問》©Okanoue Toshiko, 東京国立近代美術館蔵

岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟

  • アート
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タイムアウトレビュー

国内外で高い評価を得るコラージュ作家、岡上淑子(おかのうえ・としこ)の展覧会。日本におけるシュルレアリスム運動を先導した瀧口修造(たきぐち・しゅうぞう)に見出され、1950年代に美術界へと足を踏み入れた岡上だが、その後しばらく制作から離れていたこともあり、一時期は忘れられた存在となっていた。1990年代ごろから再び注目を集め、2000年に第一生命ギャラリーで開催された個展は、今となっては幻の展覧会として語られている。東京の公立美術館としては初の個展となる本展では、国内所蔵作品に加えて、米国ヒューストン美術館の貴重な所蔵作品も、初めて日本へと里帰りし出展される。作家による詩篇や後に描かれたスケッチなどもあわせて展示され、作家の魅力に多面的な角度から迫る展覧会となっている。

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