※新型コロナウイルスの流行により、本イベントは開催延期となりました(3月16日まで)
食文化、スポーツ、世界遺産サグラダ・ファミリアなど豊かな観光資源で人々を魅了する国際都市、バルセロナ。この地は、建築家ガウディをはじめ、ピカソ、ミロ、ダリといった世界に名をはせる芸術家を輩出したことでも有名だ。
都市の近代化が進んだ1850年代から、万博開催を経て、スペイン内戦に至るまでの約80年間の都市の変遷に沿って、絵画、ドローイング、彫刻、家具、宝飾品など約130点が展示される巡回展が、丸の内で開催される。
19世紀後半、富を得たブルジョワジーが競い合うようにして邸宅を建てたことによって生まれた、ガウディの名建築。そして、芸術家や知識人のたまり場となったカフェ「四匹の猫(アルス・クアトラ・ガッツ)」における文化活動など、世紀末カタルーニャに満ちた熱気を体感してほしい。