作家、夢枕獏(ゆめまくらばく)と漫画家、松本大洋(まつもとたいよう)が初めてタッグを組んだ絵本『こんとん』が1月24日に発売された。この刊行を記念し、青山ブックセンターにて原画展とサイン会が開催されることとなった。夢枕獏は『キマイラ』『陰陽師』シリーズを手がけ、紫綬褒章(しじゅほうしょう)も受賞している作家。一方、松本大洋も、映像化された『鉄コン筋クリート』『ピンポン』などで知られる人気の漫画家だ。第一線で活躍する2人によって制作された絵本の題材は、中国神話に登場する「渾沌(こんとん)」の伝説。カオスと同義で語られる「こんとん」を、夢枕獏が新たな解釈で物語り、松本大洋が絵で表現している。本展では、絵本で使用された原画をほぼ全点展示。2019年2月24日(日)には、夢枕獏、松本大洋によるサイン会が決まっている。2人が揃うサイン会は、この日だけという貴重な機会。かねてからのファンはもちろん、絵本をきっかけに新たにファンになった人も、見逃せない日となりそうだ。
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- www.aoyamabc.jp/fair/taiyo-gallery
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