古典的な日本美術の作品と、現代の第一線で活躍する作家の作品とを対置させる展示が、国立新美術館で開催。
曽我蕭白(そが・しょうはく)と横尾忠則から葛飾北斎(かつしか・ほくさい)としりあがり寿といった、さまざまな作品が対比される。鴻池朋子の6メートル×24メートルの『皮緞帳(かわどんちょう)』など一目見たら忘れられない作品も展示される。
対比されている作品を見比べるだけではなく、その組み合わせを選んだキュレーターの選球眼を問うてみるのも面白いだろう。なお、伊藤若冲『鳥禽図』と棚田康司『曲線の女』は展示取り止めとなった。
チケットは事前予約制で、会期を三つに分けて販売開始時が設定されている。詳細は公式サイトを確認してほしい。