※新型コロナウイルスの流行により、本イベントは開催中止となりました
長野県諏訪市の北澤美術館所蔵のルネ・ラリック作品の展示が東京都庭園美術館で開催。アール・ヌーヴォーとアール・デコの両時代で活動したルネ・ラリックは、当初ジュエリー制作に携わっていた頃から、貴石の代わりにガラスを用いて作品を作っていた。本展では、半透明で幻想的な輝き、重厚な質感などが魅力的な水差しや香水瓶など約220点を展示する。
東京都庭園美術館では、ラリックによるガラスレリーフ扉などを見ることができるため、今回の展示は、ラリックが組み込まれた建築を舞台に北澤美術館の作品を展示する試みだ。ラリックが描いたデッサンも展示される。ガラスとは別の生き生きとした線描も楽しみたい。