※新型コロナウイルス感染症のため、本イベントは中止になりました
ベルリンを拠点に活動するプロジェクト型のユニット、リミニ・プロトコルの公演が山口情報芸術センターで開催。本作では、ドイツの著名な劇作家トーマス・メレも制作に参加している。
『不気味の谷』とは、ロボットの外観の写実性に対して人間の反応は好意的であるが、その写実性がある一定の水準に達すると一転して不気味さを覚えるというもの。メレの似姿としてのロボットが登場して、メレについて語り始める。作家はロボットの中に何を発見し、どのような関係性を結ぶことになるのかを見せてくれるだろう。
AIが発達した近年において、誰もがやがては直面することになるかもしれない問題意識を提起してくれる作品だ。卓抜な演出も含めて見どころしかない。ぜひとも訪れておきたい。
※開催時間・料金は未定