フィンランドのアーティスト、マーリア・ヴィルッカラ(Maaria Wirkkala)の個展。イッタラ社のガラスの器などで知られる北欧デザインを代表するデザイナー、タピオ・ヴィルッカラ(Tapio Wirkkala)を父に、セラミックアーティストのルート・ブリューク(Rut Bryk)を母に持つ彼女は、古い椅子や靴などを使用したインスタレーションで注目を浴びるようになる。日本でも、2003年の『大地の芸術祭』、2014年の『瀬戸内国際芸術祭』にインスタレーションやパフォーマンスを発表してきた。2017年は、初開催の『北アルプス国際芸術祭』への参加も決定している。これらの芸術祭とも関係の深いアートフロントギャラリーで開催される同展に足を運んで、芸術祭の予習をしておこう。
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