レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画作品全てを復元した世界初の展覧会が、東京富士美術館で開催。
ルネサンス期を代表するダ・ヴィンチだが、67年の生涯で残した現存絵画は16点ほどと驚くほど少なく、完成品となっては4点しかない。本展覧会では、東京造形大学が実施したダ・ヴィンチの未完作品を最新の研究とVR技術を駆使して復元する世界初のプロジェクトにより、ダ・ヴィンチの絵画作品が完成した姿で展示される。
縮小模型や3DCGで再現されたダ・ヴィンチが構想した巨大建造物や、当時の技術では実現不可能だった工学系発明品などが見られるほか、絵画空間の中に入り込めるVR体験なども楽しむことができる。多岐にわたる分野に顕著な業績を残した巨匠の偉業を再認識することができる、またとない機会だろう。