「夜のギャラリー」とバーを組み合わせたこの店は、写真家の酒航太が、廃業した写真現像店を見つけたことから始まった。その現像時間をうたい文句とする元の看板を保つ形で、「スタジオ35分」と名付けられる。
中野の中心から北へ歩いてすぐのところに存在し、当初はオーナーの酒(バーのオーナーとしてはこの上ない名字と言えるだろう)が自分の暗室兼アトリエとして使用していたが、次第にカウンターバーを備えたコンパクトで本格的なギャラリーへと進化していった。
ここでは新興の地元写真家から、ジョナス・メカスのような影響力のある映像作家に至るまで、さまざまな作品が展示されている。バーでは、日本酒やビールと一緒に、おでんなどの簡単な和食が楽しめる。
展示がない時など、定休日以外にも不定期で休みがあるため、訪れる際は公式ウェブサイトやInstagramなどを確認しよう。