クリスチャン・ボルタンスキー — Lifetime

現代のフランスを代表する作家クリスチャン・ボルタンスキーの活動の全貌を紹介する、日本では過去最大規模の回顧展が国立新美術館で開催される。ボルタンスキーは歴史や記憶、人間の存在の痕跡といったものをテーマに短編フィルム、写真、書籍、日用品など多岐にわたるメディアを用いた表現を1960年代から勢力的に制作、発表してきた。同展ではそれらの活動を振り返るとともに、最新作を含む47点を展示。また、過去の作品を年代順に見せるようなことはせず、個々の作品を組み合わせ、会場そのものを一つの大きなインスタレーションとして構成する。