新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、本イベントは開催中止となった。
『バチカンと日本 100年プロジェクト』の一環として、画家であり、そのスキャンダラスなエピソードでも有名だった、カラヴァッジョの展覧会が2020年10月21日(水)から国立新美術館で開催。
本展では1989年以来、30年ぶりにカラヴァッジョの『キリストの埋葬』が来日する。画家の特徴である強い明暗の対比に加え、大画面を生かしたモニュメンタルな構図も見どころ。この作品は、ルーベンスらによって繰り返し模写された。
この作品をメインとしながら、同時代の版画などを通して作品の理解を深める。バチカン図書館からカラヴァッジョと同時代の日本のキリシタンがローマ教皇に送った書状なども公開される予定。
これほどの大作が来日する機会は数年に一度くらいなので、見逃さないようにしよう。