東京の銭湯の歴史をひもとき、銭湯が社会に果たした役割や変遷を紹介するユニークな展覧会が、江戸東京たてもの園で開催。
構成は「プロローグ 日本入浴史」「第1章 江戸東京の入浴事情」「第2章 東京型銭湯」「第3章 銭湯黄金時代」「第4章 平成の銭湯」「エピローグ 銭湯新時代」。全国の温泉の効能番付表や銭湯を描いた錦絵から看板やケロリン桶まで、多彩な資料で歴史をたどる。
江戸東京たてもの園の敷地内には、足立区千住元町から移築し保存公開している子宝湯(1929年)もあり、内部に入ることもできる。展示と一緒に見てみると思わぬ発見があるかもしれない。